CASE.26 合理的な生活動線の家
CASE.26
合理的な生活動線の家
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コンセプト

公共施設に隣接していて東西に光と風が通り抜ける、開放的な場所にお住まいのI様。無駄のない合理的な生活動線と + αの空間計画で、安心して子育てしやすい、ゆとりのある家を実現しました。

OUTLINE

場所
東京都文京区
価格帯
2,400万円台
敷地面積
66.84㎡
延床面積
128.02㎡
構造・工法
木造3階建て
間取り
2LDK+S

1F

玄関ドアを開いて、正面の引き戸の先にあるのは洗面脱衣スペース。エントランスと直線でつなぐことで、帰宅後すぐに手洗い・うがいができます。ウイルス対策はもちろんのこと、お子様が外遊びで汗まみれになったときは、そのまま奥のバスルームへ。リビングに汚れを持ち込まない、清潔を保てる動線計画です。

洗面室と脱衣室はスペースを分離してロールカーテンで仕切ることで、朝の忙しい時間帯や来客時を気兼ねなくバスルームを使用でき、洗濯物などの生活感を隠すことができます。

2F

2階はリビング、ダイニング、キッチン、畳敷きスペースを田の字型に配置しました。各々の空間が近いことで、慌ただしい生活の中でも自然と家族のコミュニケーションが生まれます。畳敷きスペースは引き戸で仕切ることで、和のテイストを取り入れた広めのリビングとして一体で利用することも、リビングと切り離して1つの部屋として利用することもできる柔軟性があります。

3F+ルーフバルコニー

居室はあえてクローゼットを設けず、家具配置のしやすいすっきりとした計画に。収納は廊下に設けたファミリークローゼットに集約しています。所有できるものの量の把握がしやすいので、新しいアイテムを迎え入れたら、その分不要な物を処分するようにすれば、スッキリとした空間を維持できるうえに、衝動買いを抑えることができ経済的です。モノを探したり、洗濯した衣類を各部屋に配ったりする手間が省けるメリットも。

以前のお住まいにあった庭空間を確保するため屋上にはルーフバルコニーを設けました。天空率を使いながら屋上への階段位置を調整することで、容積率を有効活用しています。階段位置を調整したことで生まれた廊下にはセカンド洗面を設置し、階段下のスペースはトイレ空間として活用することで、余すことなく空間を使い切りました。

お気に入りポイント

キッチン

東側からの光が差し込む広々とした明るいキッチン。フルフラットにしたことで料理をしながらリビングにいるお子様とコミュニケーションをとることができます。

プライベートゾーンに設けたセカンド洗面

寝室と同じフロアで就寝前の歯磨きや起床後の洗顔が行えるよう、セカンド洗面を設けました。階段を上り下りする負担が軽減され、効率的な生活動線です。