東京・中野区に建てられた、職住一体の住まいです。仕事に集中したい平日も家族とのんびりしたい休日も、メリハリのある暮らしの中で ON/OFF を充実させています。
外観を和モダンで落ち着いた佇まいにするため、色味はネイビーとブラウン、柄は石目調と木目調を各々組み合わせ、 アクセントとして縦格子を採用しました。縦格子はデザイン性を高めるだけでなく、道路からの視線を遮る役割も果たします。 ガレージは物の出し入れがし易いように、幅に余裕を持たせました。
屋外からの視線を遮りながらも、室内にはしっかり光が差し込む明るいエントランス。 玄関脇の階段は、登り始めの4段をひな壇形状に変更してオープンに。 壁がない分開放感が生まれ、大きな荷物の出し入れもしやすくなりました。 土間にはちょっとした多目的スペースも計画。現在はベビーカー置き場としてお使いです。
在宅で仕事をされるご主人には、ご自宅に仕事部屋を作ることがマストでした。 お仕事柄来客が多いため、1階に仕事部屋を配置し、2階・3階のプライベート空間とゾーニングをはっきり分けた計画としました。 収納は来客用のイスもすっぽりと納まる、ゆとりのある奥行を確保。
家族が集まる空間を思い切り広くするため、水回りを1階にまとめ、バルコニーを省略することで、約25畳の広々LDKが実現しました。 挽板フローリングと板張り仕上げの折り上げ天井には、同じウォールナット材を採用。落ち着いた色合いでまとめながらも勾配天井の天窓から光を取り入れることで、あたたかく明るい空間となりました。
両サイドからアクセスできる効率的な家事導線のキッチンは、フルフラット形状にすることで、LDKをより広く開放的に演出しています。 また、キッチン本体キャビネットには、ダイニング側に小物をしまえる収納を追加し、常にすっきりとしたキッチンを保っています。 デザイン性の高いグースネック水栓は感染予防にも節水にも効果的なセンサー式です。
ご主人が「ゆったりお湯につかりたい」と切望されて実現した浴室。 1620サイズでワイド浴槽をセレクトしました。ワイドミラーで視覚的な広さも感じられます。 照明は調光調色システムを採用しており、気分に合わせて雰囲気をガラリと変えて入浴を楽しめます。
キッチンの天板や扉カラーは奥様の1番のこだわり。理想のキッチンに近づけるため、部材セレクトの自由度が高いオプションキッチンシリーズを採用しました。背面のカップボードやアクセントクロス、コンセントの色もテーマカラーのグレーに統一。LDKのシンボルとなるコーナーになりました。