5人家族が暮らす3階建ての住宅。敷地面積を最大限に活かして、外部空間を家族だけで楽しめる、第2のリビングを実現しました。
シルバーの石目調サイディングにバルコニーの木目パネルがアクセントの外観。シンプルな色使いですが、化粧柱と梁でフレームのようにデザインした大きなバルコニーが存在感を放ち、建物の立体感を高めています。奥行のあるバルコニーによって前面道路の歩行者からの目線が遮られ、2FLDKのプライベート性と開放性を両立しています。
3人のお子様の自転車を収納できるよう土間スペースを広く確保したゆとりのあるエントランス。2方向からホールに上がれるため、外出時も混雑を軽減させることができます。東側には2連の縦すべり出し窓を設けることで、風を取り込み空気が滞りがちなエントランスを効率よく換気します。
リビング・ダイニング・キッチンを直線状に並べたタテ長のLDK。天井の一部を上げ下げして化粧梁や間接照明でデザインすることで、視覚的に空間をゾーニングしています。圧迫感を与えやすい階段室は、オープンな鉄骨階段にすることで視線が抜け、広さを感じさせます。バルコニーはアウトドアリビングとして、出幅約2.5mの広々とした奥行を確保し、家族でバーベキューなどを楽しんでいます。
階段室横のスペースを活用してキャビネットを2つに分けた二の字型キッチン。コンロ側のキャビネットを壁付にしたことで、シンク側はダイニングテーブルを横並びに配置した、フラットなアイランド形状に。調理・配膳・片付けといった家事動線の負担減だけではなく、キッチンが家具のように空間に溶け込み、一体感のある広々としたLDKを実現しました。
水回りはキッチンに続いて北側一直線に集約。「バルコニー⇔LDK⇔パウダールーム」のスムーズな生活動線に加えて、料理をしながら洗濯したりお風呂掃除をしたりすることができるため、家事動線としても効率的。日常生活のほとんどを2階で完結することができます。
1階のベッドルームは畳を敷いて和室に。寝室としてだけでなく、リモートワークやヨガをするスペースとしても使用され、多用的な空間となっています。北側の空いた敷地には、縁側のようにくつろげる外部に繋がるウッドデッキを設けました。
W1665の二人並んで使えるダブルボウルの洗面台。朝の渋滞を緩和します。
スマートなフロートタイプのテレビ台。床面が見えることでお部屋を広く感じさせます。壁つけで脚が無いためお掃除がカンタンなのもメリットの1つ。