H様が重視したのは、家全体の明るさと開放感。自然光が降り注ぐ吹き抜けと回遊性のあるプランで空間同士をつなげ、ほど良い距離感を保ったまま、家族4人がのびのび過ごせる住まいをめざしました。
家の中の明るさと開放感にこだわったH様。
内装材をホワイトで統一し、階段の正面を腰壁にすることで、ホールと階段スペースをゆるやかに区切り、視線の抜けを作りました。
駐車場側の壁に大きめのFIX窓を設けたことで、ホールも広々とした印象に。
1階の個室は、駐車場に向けて窓を設けることで愛車を眺めながら寛げる設計に。
アクセントクロスやシャンデリア照明にもこだわり、ラグジュアリーかつ遊び心のあるインテリアにまとめました。
コンパクトなスペースに好きなものを詰め込んだ空間は、忙しいご主人の癒しの場です。
大きな吹き抜けは、設計当初からの奥様のこだわり。
頭上から心地良い自然光が注ぎ、夜はソファに腰掛けて窓を見上げると、星空や月の満ち欠けが楽しめます。
大きなFIX窓を床付にすることで、白い床面が光を拡散させ、より開放的な印象に。
吹き抜けに面した3階の子ども部屋には室内窓を設け、家族が"つかず離れず"の良い距離感を生んでいます。
フルフラットキッチンを採用したことで視界の隔たりがなくなり、家族と料理しながらの会話が増えました。
キッチン本体とバックセットをずらし、キッチン裏にあるパウダールームへの動線を短縮。
キッチンまわりに通路を設けて回遊性を確保したことで、ストレージやリビングに効率よくアクセスできます。
バスルーム・パウダールーム・レストルームを2階北側に並べて配置し、スムーズな生活動線を実現。
レストルームとリビングの間には収納スペースへつながる廊下を設けました。
来客の目を気にせずに着替えられ、生活用品の収納にも活用できています。
また廊下があることで、生活音が気になりやすい水まわりとの緩衝スペースとなり音や臭いに配慮した間取りになっています。
3階はすべて子ども部屋。姉妹2人でのびのび過ごせる空間です。
収納はファミリークローゼットならぬシスタークローゼットにし、将来的には洋服のシェアが楽しめる設計に。
収納と居室を扉で仕切らず、ゆるやかにつなげることで開放感もプラス。
成長に合わせて部屋を分けられるように、天井下地も備えました。
3階のトイレと子ども部屋のアクセントクロスは姉妹がセレクト。子どもたちと一緒に家づくりを楽しんだ、思い入れのある壁となりました。
1階のWICの壁面はクロスとは一味違った風合いを楽しめる、アンティークなモザイクタイルを壁一面に採用しました。焼き物であるタイルは一つ一つ表情が違うので長く飽きずに楽しむことができます。
