1歳のお子さんとご夫婦が住むT様邸は、白×黒でコーディネートされたモダンな3階建て。設計段階からイメージを膨らませ、LDKの随所にジャストサイズの壁面収納を。見せる収納と隠す収納を使い分け、センスよく暮らしています。
白壁をベースに、玄関まわりのサイディングや窓枠に黒を取り入れ、モノトーンで統一した外観。バルコニーには、採光性にすぐれたパネルフェンスを採用し、家の顔をスタイリッシュにしています。
落ち着いたリビングは、ご主人のこだわりが詰まった空間。造り付けのテレビ台は、フロートタイプのモダンデザインをセレクト。休日は間接照明をオンにして、ホームシアター空間に変身。
モノトーンでコーディネートしたダイニングの壁面収納も、白×黒で統一。パソコンスペースも兼ねた見せる収納+隠す収納をたっぷり確保しました「来客時に生活感が出るものを隠しきる」という、おもてなし上手な奥様ならではの発想です。
ダイニングの壁面収納に加え、キッチンに続く通路にも同一シリーズの造り付け収納棚を。「あとで別の棚を購入するより統一感が出るから」という奥様の言葉通りに美しくまとまり、上質でハイセンスなLDKに仕上がっています。
セミオープンタイプの対面式キッチンを採用。ワークトップからシンク、キッチンのパネルまで、白で統一し、清々しい空間に。真っ白いキッチンを前にすると、毎日のお掃除も自然に「やる気スイッチ」が入るそうです。
黒がベースの落ち着いた雰囲気のバスルーム。鏡の大きさや設置する位置まで、T様ご夫婦の好みにカスタマイズしました。洗面所は、白をベースにした清潔な空間。隣接する寝室を削って確保した、収納棚は、タオルや肌着などを置くのに活躍しています。
光沢感のあるタイルで家族やゲストを迎える、明るい玄関ホール。トイレやサニタリーにつながるドアも、鏡面調で揃える事で高級感を演出しました。1階のトイレは、波型の模様が入った壁紙を使ってモダンな雰囲気に。
3階には、子ども部屋になることを想定した寝室を2つ設けました。「広くないので、天井はできるだけ高く」という思いから勾配天井を採用。開放的な空間に仕上がっています。構造材である梁もそのまま空間のアクセントに。
ダイニングとキッチンをつなぐ壁面には、造り付けの収納棚を。小物や書類を収納したり、パントリーやディスプレイスペースなど、多目的に活用できます。
ワークトップからシンクまで、白い人造大理石で統一されたキッチン。シンクと天板のつなぎ目に凹凸がなく、ゴムパッキンにカビなどが付着する心配もありません。